【新サポート環境】
- ・インストール対象の OS として CentOS Stream 8 に対応しました。
- ・AWS 環境での冗長構成に対応しました。
- -「[KE16] AWS での冗長構成の構築ガイドライン」を以下で公開しました。
【新機能】
- ・監査ログ機能に対応しました。
- – 新たに
/var/log/kompira/audit-*.log
というログが記録されるようになります。 - – 監査ログのファイル形式は JSON です。
- – 詳細はマニュアル「1.10. 監査ログ管理」を参照してください。
- – 新たに
- ・システムパッケージ情報を閲覧できるようになりました。
- – Kompira 上の
/system/packages/
配下のページで、システムにインストールされているパッケージを確認できます。 - – 現時点では Python 用 PIP パッケージおよび、Web 用パッケージを確認できます。
- – 詳細はマニュアル「1.11. システムパッケージ管理」を参照してください。
- – Kompira 上の
- ・仮想オブジェクトに対する
find
メソッドが追加されました。- – ジョブフローからプロセスなど仮想オブジェクトに対して、フィルタ条件を指定して絞り込んで一覧を取得できるようになりました。
- – 詳細はマニュアル「5.4. 特殊オブジェクト」の各オブジェクトごとの、
find
メソッドの説明を参照してください。
・upload()
組み込みジョブでArray<File>
やDictionary<File>
型フィールドにファイルをアップロードできるようになりました。- – 詳細はマニュアル「5.1.1. ローカル組み込みジョブ」の
upload()
組み込みジョブの説明を参照してください。
- – 詳細はマニュアル「5.1.1. ローカル組み込みジョブ」の
- ・プロセス管理コマンド
/opt/kompira/bin/manage.py process
を追加しました。- – Kompira サーバのコンソール上でプロセスオブジェクトの操作(一覧表示、削除、中止、停止、続行)が行えます。
- – 詳細はマニュアル「2.5.3. 管理コマンドによるプロセス操作」を参照してください。
【変更】
- ・管理コマンド
/opt/kompira/bin/manage.py
を実行できるユーザを、サーバ上のroot
ユーザおよびkompira
グループに所属するユーザに限定するようにしま した。- – 上記に該当しない一般ユーザでは実行できなくなりましたのでご注意ください。
- ・ライブラリ呼び出し時のメモリサイズ・ファイル数上限をデフォルトで無制限に変更しました。
- – 従来は処理プロセスに対して、デフォルトでメモリサイズ 4GB・ファイル数 128 という上限を設定していました。
【修正】
- ・オブジェクト検索画面で検索条件に空白を含むときに表示件数を指定すると空白文字が+に置き換わる問題を修正しました。
- ・冗長構成でジョブフロー数が多い状態でKompiraをアップデートインストールするとkompiradが起動しなくなる場合がある問題を修正しました。
- – kompirad 起動時のジョブフロー一括コンパイルを廃止して、ジョブフロー実行時に必要に応じてジョブフローオブジェクトを再コンパイルするようにしました。
- ・winrs でのコマンド実行時に引用符を含んでいるとエラーになる場合がある問題を修正しました。
- ・コマンド失敗時に終了ステータスコードが
$STATUS
にセットされず常に1となる問題を修正しました。 - ・冗長構成で kompira アップデート後に
setup_cluster.sh
を実行した時にリソース設定が更新されない問題を修正しました。 - ・オフラインパッケージの作成およびオフラインインストールに失敗する場合がある問題を修正しました。
- ・オブジェクトに対する REST-API でパーミッションがチェックされない場合がある問題を修正しました。
- ・添付ファイルフィールドをAPIでGETしようとすると内部エラーが発生する問題を修正しました。
【改善】
- ・ジョブフローキャッシュ機構を導入して、ジョブフロー呼び出し時間を改善しました。
- ・Configオブジェクトの「設定の編集」時のパーミッションエラーメッセージとマニュアルの記載について、分かりやすく改善しました。
- ・マニュアルを改善しました。
- – 冗長構成の管理コマンドの出力表示を更新しました。
- – マニュアルの使用ポート一覧の冗長構成の記載を現状に合わせて更新しました。
- ・画面デザインを改善しました。
- – フィールドと help_text の間に余計な空白が空いてしまうのを修正しました。
【注意点】
- ・CentOS 7 環境における冗長構成アップデートの注意点
- – 対象:v1.6.0~v1.6.2.post1 から v1.6.2.post2 以降へのアップデート
- – 詳細については以下をご確認ください。