Kompira enterprise v1.6.8.post2 をリリースしました。(製品のダウンロードはこちら)
【マニュアル】
- 冗長構成で rabbitmq-server がマイナーバージョンアップした場合は、`rabbitmqctl enable_feature_flag all` コマンドにより rabbitmq-server の機能をすべて有効化する手順をマニュアルに追記しました。
- ジョブフローおよびフォーム画面でURLによるパラメータの指定方法をマニュアルに追記しました。
- リモートコマンド実行時のエンコーディングを指定できる `__encoding__` 制御変数についてマニュアルに追記しました。
- ユーザ名およびグループ名の制約条件をマニュアルに追記しました。
【追加】
- install.sh にオプション `–skip-rabbitmq-update` と `–rabbitmq-version` を追加しました。
【変更】
- 冗長構成では rabbitmq-server のローリングアップデートに対応するために、マイナーバージョンが +1 づつしか更新しないように変更しました。
- `install.sh –extra` でオフラインパッケージを作成するとき、rabbitmq-server の利用可能な各マイナーバージョンの最新版をパッケージに含めるようにしました。
- プロセス、インシデント、タスクを削除するときにもダイアログを表示して確認するように変更しました。
- オブジェクト編集画面での時刻ピッカーはロケールによらず 24 時間制になるように変更しました。
- Wikiオブジェクト編集画面のTexttile記法のリンクを https://textile-lang.com に変更しました。
【修正】
- REST API で root など組み込みユーザのユーザ名を変更できてしまう問題を修正しました。
- REST API でオブジェクト一覧を取得したとき Config 型に .data が含まれない問題を修正しました。
- タスクを含むエクスポートデータのインポートに失敗する場合がある問題を修正しました。
- ライセンスオブジェクトを更新したときに不要な WARNING ログが記録されないように修正しました。
- REST API で不正な Accept ヘッダを指定すると内部エラーとなる問題を修正しました。
- アップデート時にDBバックアップ処理に失敗する場合がある問題を修正しました。
- アップデート時にライセンスチェック処理に失敗する場合がある問題を修正しました。
- アップデート後に rabbitmq-server の起動に失敗する場合がある問題を修正しました。
- ユーザを削除しようとしたときの確認ダイアログにユーザ名が表示されない問題を修正しました。
- HTML タグの lang 属性がブラウザの言語設定に合うように修正しました。
- スケジュール編集画面での日時ピッカーのロケールをブラウザの言語設定に合わせるように修正しました。
- Enum 依存フィールドで値と表示名が適切に表示されない場合がある問題を修正しました。
- コマンド出力の末尾がログに記録されない場合がある問題を修正しました。
- Amazon Linux 2 でインストールに失敗する問題を修正しました。
【注意点】
- rabbitmq-server がマイナーバージョンアップした場合は、`rabbitmqctl enable_feature_flag all` コマンドにより rabbitmq-server の機能をすべて有効化するようにしてください。
- 冗長構成でのアップデートでは rabbitmq-server はマイナーバージョンが +1 づつしか更新しないようになりました。
- 冗長構成のアップデートでアップデート前の rabbitmq-server のバージョンが古すぎる(3.3.X など)場合は、rabbitmq-server のローリングアップデートができないため、両系停止アップデート手順を実施する必要があります。
- 注意点のより詳しい内容、および、過去のリリースでの注意点については「Kompira Enterprise アップデート時の注意点」を参照してください。