[変更]
- ・同梱の Kompira利用規約 (LICENSE.pdf) を更新しました。
[修正]
- ・文字列系フィールドを保存したときに前後の空白が削除されてしまう問題を修正しました。
- ・ローカルコマンド実行時に適切にタイムアウトしない場合がある問題を修正しました。
- ・API/ブラウザ操作で maximum recursion depth exceeded が発生することがある問題を修正しました。
- ・ディレクトリ一覧画面から表示名での検索ができない問題を修正しました。
- ・添付ファイルの名前にマルチバイト文字が含まれているとダウンロード時に期待したファイル名にならない問題を修正しました。
- ・冗長構成でマスタ側サーバを強制終了するとマスタを正しくフェイルバックできない問題を修正しました。
- ・冗長構成をご利用中のお客様は、下記の補足を参考に構成パラメータの変更をご検討ください。
[改善]
- ・ファイルが添付されていないファイルフィールドをダウンロードしたとき 204 NoContent を返すようにしました。
[補足]
※ 冗長構成の構成パラメータ変更について【重要】
本リリースにより冗長構成の初期セットアップ時に適用される構成パラメータを変更しています。既存の冗長構成においても同様の構成パラメータ変更を適用することを推奨します。アクティブ系の Kompira サーバ上で以下のコマンドを実行してください。
# pcs resource update res_pgsql op demote on-fail=restart
# pcs resource update res_pgsql op stop on-fail=ignore
上記のパラメータ変更により、冗長構成における以下の問題を解消します。
- ・Kompiraサーバがクラッシュして、(PostgreSQLのが正しく停止しなかった状態で)そのサーバが再起動してクラスタに参加しようとした時に、アクティブ側の稼働を停止してしまう問題を解消します。(op demote on-fail=restart による解消)
- ・PostgreSQLプロセスが単独でクラッシュした場合、フェールオーバに失敗する問題を解消します。(op stop on-fail=ignore による解消)