Sonar でネットワーク共通のスキャン設定とポート番号の設定ができるようになりました

Sonar でネットワーク共通のスキャン設定ができる機能、およびスキャン実行時のポート番号設定機能が実装されました。

アップデート内容

  • スキャン実行画面をリニューアルし、ネットワーク単位での共通スキャン設定を保存・指定できるようにしました
  • スキャン実行時、TCPで生存確認を行う際のポート番号を指定できるようにしました

ネットワーク共通のスキャン設定機能

以前はスキャン設定が Ksocket 毎の個別設定となっており、同じスキャン設定で複数の Ksocket を使い分ける場合などでは再入力が必要となっていました。
今回スキャン画面をリニューアルし、ネットワーク単位で全ての Ksocket に適用される共通スキャン設定を保存・指定できるようにし、必要に応じて Ksocket 個別の設定を上書きできるよう改善しました。

ネットワーク共通のスキャン設定イメージ

以下イメージの赤枠で囲った部分がネットワーク共通のスキャン設定となり、Ksocket 毎の個別設定が空欄である場合に本共通設定が適用されます。

尚、Ksocket 毎の個別設定については該当 Ksocket のチェックボックスを入れなおすことでデフォルト設定に戻すことができます。

ポート番号設定機能

Ksocket がスキャン時にノードを探索する際は、ping 応答などの他にポートスキャンを行ってノードの生存確認を行っています。
今回のスキャン画面リニューアルにて、ポートスキャンで使用するポート番号を指定できるようにしました。

ポート番号の設定イメージ

ポート番号の設定を行うには、スキャン設定画面にある「詳細設定」をクリックしてください。
デフォルトでは「TCP を使った生存確認を有効にする」にチェックが入っており、「TCPポート」に 21、22、23、25、53、80、135、139、443、445、587、5985 が指定されています。

尚、ポート番号を空欄にして保存することで上記のデフォルトポート設定に戻すことができます。

また、スキャンのスケジュール画面におけるカスタム設定でも同様に設定することが可能です。

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